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高炉の閉鎖と、温暖化対策・雇用対策・地域発展政策

温暖化対策、ということで言うと、温室効果ガスが最も多い産業でもある、製鉄、そして、その先の自動車消費が減っていくのはいいか、
と思うが、実際には、生産現場が中国やインド、、、などにシフトしているだけかもしれないし。

高炉の火が消えると言うのは、いろんな意味でインパクトが大きい。

日本製鐵が雇用を守れ、と言われるようだけれども、必要ない雇用を抱え続けるためだけに、ゾンビ化する企業を増やしていくのは、日本社会全体にとっても、どうなんだろう。。。

米国では、基本、日本的に言うところの「正規雇用」なんてないに等しく、管理職だろうが、誰だろうが、一瞬で首になる。
から、個人で必死に能力を上げようとする。そういう環境にない人は苦労しなければならないので、格差が広がってしまうのが米国の問題だ。

北欧などでは、ゾンビ企業がどんどん潰れてくれることが望ましいので、やはり、解雇は非常に容易。

代わりに、地域の自治体が個人の人材育成に活発で、労働市場も活性化されている。人を地域で育てて、地域全体の経済発展を維持しようとする。

日本は、いろんなことが、企業と家庭に押し付けられているので、産業構造の変化が、大変だろうなぁ。。。
米国スタイルを目指すってことでいいんだろうか。。。
シリコンバレーって、ヒッピーと大学が育てたようなところもあると思うけど、日本にはそんな文化がある場所があるんだろうか。





by ganpoe | 2020-02-09 13:39 | Social or Economic

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