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2006年 08月 19日

横並び?いや縦並び社会・日本

日本は横並び社会だとよく言われてきました。

どうもそれに私は不満を覚えていました。実は縦並び社会ではないか。特に最近は格差社会というものが大きく取り上げられていることもあります。

が、今回はそのことではなくて、いわゆる「金魚の糞」の前の人についていけばいいや、という自主性の無い日本社会ということです。

その一番の例は、駅で待っている人たちです。

私の見た範囲で駅で縦に並んでいるのは、日本ぐらいです。

ホームをずらっと縦に列が横切って、ホームが列で埋まっています。歩行者には迷惑極まりない。歩行者に迷惑がかかっていると「自主判断」して、列を横に変える、間を空ける、など配慮をする人もいない。自分の力で状況判断をして、周りの習慣と違っていても、きちんと一人で行動できる、そういう人間が育っていない。勇気が無い。

金魚の糞のようについてけば何とかなる、という退屈な社会を日本の会社主義は作り上げてしまった。

もちろん、たて並びだからかえって平等なのだ、という考えもあります。待っていれば、いつか自分の番が来る。

縦に並んでいれば、順番だから、争いを避けることができる。そして、ゆっくりと待っていればいつかはうまくいくだろう、と考える。これは輪を愛する日本の姿、というのかもしれませんが、ホームを占拠して(横に並んでくれれば、真ん中に通り道はできる)歩行者に迷惑をかけていても、気にせず、かたくなに頑固に、ただ前の人についていくだけ。

日々の行動でもそうではないでしょうか。堂々と一人で自分の意見をいう、行動に移す、ということができず、前に並んでいる人(位が上の人)にただただ付いていく、ということしかできません。縦並びの社会。

しかし、正確に言えば、縦に並ぶのは、早く来たのだから、座る権利を持ちたい、という卑しい根性のせいでしかありません。座る権利は身体的弱者に、と言うこともありますが、列車に乗っても座れないような過密社会(裏返しの過疎社会)を作った日本の企業効率優先主義がいけない。

横並び、というのは大変なことです。状況状況によって、それぞれ個人が判断し、その毎回違う状況のたびに、どうやってみんなが安全に、相互利益を保ちながら、一人ひとりが行動すればうまくいくか、そういうことを考えながら、いつも行動していなくてはいけないからです。

でも、そういうことを実行しなければ、それぞれ個人の能力は高まりません。

横並び、ですから、勝った者勝ち、ではありません。どうやってきちんとみんなで並んで、いわばWin-Winの状況になれるか、それを個人個人が判断して、必要なら協同する、ということが私の言う「横並び」という意味です。
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by ganpoe | 2006-08-19 01:41 | Social or Economic


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