2005年 06月 11日

Sideways

今年のアカデミー作品賞候補になったこの映画を見た。

おもしろかった。ロマンチックコメディーという感じかな。

まあ、目新しい所はあんまりないような感じですが、ワインに詳しくなった。

唯一つ、俳優であるジャックが最後、突然フィアンセが大事だ、と泣き崩れるシーンが唐突で感情移入できなかった。あの前に、裸で街を歩き回りながら、だんだん感情が崩れていく、というようなシーンを入れといたほうがよかったんじゃないか。

てなわけで、俳優と小説家志望の中年二人が、「現実」に気づかずに最後までさまようお話でした。どっちも「ウソをマコト」にする職業だからしょうがない?
[PR]

# by ganpoe | 2005-06-11 23:48 | Movies
2005年 05月 02日

尼崎の事故で思うこと。

尼崎での電車事故ですが、JR西の対応にいろいろ問題があったということばかり騒がれています。

が、それも当然なのですが、なぜそんな過密なスケジュール、利益優先で、経営を行うことを強いられるのか、ということが、大きな問題としてあると思います。

90秒遅れる、ということであせる、こんなおかしなことになるのは、当然、他の競合他社との競争のためなのですが、それ以上に、あんなに遠くから、通勤、通学することを強いられる、という日本の巨大都市に典型的な問題があると思います。職住分離が極端に及んでいる。

人生の大きな時間を(一日2,3時間?)単に通勤、通学のために使う、ということでいいのでしょうか?こんなことで、潤いある文化を生み、享受することができるのでしょうか?

郊外に住宅が広がり、そこにあった美しい自然、農村が破壊されていっています。電車会社というのは、民営化後のJRもそこに含まれるのですが、農村に路線を引き、そこを傘下の不動産が買い占めて、住宅開発、および百貨店開発をして稼ぎます。ほっとくとそうなります。それを防ぐために都市の成長管理政策、というものがあるのですが、(たとえば、グリーンベルトなどを設定して、都市の周りに緑を残す)日本の場合は、都市政策無策の結果として、野放図に開発が広がりました。(戦後すぐに東京グリーンベルトの構想があったのですが、地権者が反対して結局失敗した)

アメリカにもありますが、郊外の一軒家に住みながら、都心に集中した無機質オフィス空間で高所得も維持したい、という欲望が、大量の通勤人口を生み、それがさらに無駄なエネルギー浪費、交通渋滞を生んでいます。問題は「たくさんの距離を、しかし早く、たくさんの人を、極限のダイヤで」移動させる、ということではなくて、こんなに移動させるのは、たくさんの電車を動かすのは、無駄だ、ということです。

このような都市システムがさらに中国などでも広がっていけば、地球の環境に多大な負担がかかるのは明らかでしょう。職住近接で、都市、と農村、自然環境とうまくバランスが取れるような、新たな中小都市を基にした都市システムを作り出すのが、日本のような先進国の課題です。
[PR]

# by ganpoe | 2005-05-02 15:20 | Social or Economic
2005年 04月 23日

アースデイ代々木にて

アースデイ一日目、ということで、(明日は野毛の大道芸に行こうと思ってます。)

相棒の関本氏←と
会場内で突然の“勝手に”ライブ。

曲目は、「エルビス」(関本曲)
「平和に生きる権利」(ビクトル・ハラ曲)
「一杯のコーヒー」(関本曲)

ここで、知り合いに話しかけられて、そのまま交流時間、
その後、用事があったので、これで終わりにしてしまいました。

でも、楽しかった。。。みんな、引いてたけど(笑)

「一杯のコーヒー」は
http://www.tcxpress.com/
ここの「音楽」のところから聞けます。
これはソロバージョンですけど、そのうち、バンドバージョンもアップしたいと思ってます。
[PR]

# by ganpoe | 2005-04-23 23:45 | MY Music & LIVE
2005年 03月 11日

未来のエネルギーを独占しようとする人たち

むかし、むかし、トランスコミックというサイトでこんな文を載せてました。
詳細にはいろいろ付け足したいところがありますが、少なくとも経済的背景みたいなところは、言い尽くしてるな〜と思い、僭越ながら、そのまま、また掲載してみますね。

なお、本文を書くのには、中村剛治郎先生、安藤亜紀さんらとのお話がとても役に立ちました。
ありがとうございます。

http://tcxpress.com/aswt_53.html
一家に一台、太陽光発電パネル。一グループに一台、風力発電、バイオマス(樹木、などの生物燃料)。でも原子力発電・・・? 私たちには扱えない、でっかい会社や役人が扱えるだけで、その人たちが儲かるだけ・・・。

 未来のエネルギーを独占しようとする人たち

「原子力エネルギーはクリーンであり将来の電力需要のためにも必要です。」こういうことをいう人がいます。

今の技術力では再利用や、廃棄物処理はまだだが、将来的には可能になるから、というのは、実のところ、逆ではないでしょうか。現在の技術ではほとんど無理っぽいが、経済的に有利になるから、将来的には技術が高まるように思わせておこう、と言っているのではないでしょうか。

たとえば、そういうことを原発推進派は誰でも言いますが、では、なぜ同じことを風力や太陽熱・太陽光発電に対して言わないのでしょうか?
後者に限っては、「現在の」能力では電力需要をまかなえない、と言います。しかし、原発については、「将来の」能力では、と言うのです。

e0020865_1317368.jpg


ところが、実際のところ両者の開発のために今まで費やした費用はどれだけの差があるのでしょうか。開発費用が全く反対だったら、今頃風力や太陽熱のほうが効率が上がっていたとしても私は別に不思議に思いません。

しかもこれだけ金をかけておいていて、実際は税金に頼っていかないとやっていけないのです。あまりにも余計な費用が必要なのです。廃棄物処理も永遠のように続く。経済的にもちょっと成り立たないのではないでしょうか。

それだから、経団連の奥田会長までもが、もう考え直したほうがいいのではないか、とまで発言しています。

つまり、単に原発をどうしても推進したいだけで、正確に比較していないのです。これでは科学的な態度とはいえません。

では、なぜ、そこまでして原発を進めたいのでしょうか。

それは原発と太陽熱や風力発電、あるいはバイオマス(樹木、などの生物燃料)との違いを考えてみると分かります。つまり、原発は大規模で専門的に管理しないと使えない。それに対し、太陽熱光パネルや、風力発電、バイオマスは、割と簡単で、分散的にあちこちに置くことができます。というか、置く必要があります。だから、それらは、市民やNPO・自治体などが共同購入して、そこでできた電力を電力会社に売電しているわけです。

つまり、風力や太陽光・熱、バイオマスでは、電気会社はマイナスになる。ところが、原子力は、電力会社と国家の独占においてしか扱えない。つまり、独占利益を得られるのです。

石油に続いて巨大な独占利益を維持するために、税金を湯水のように使って、危険をかえりみず、将来的な放射線汚染物の処理の問題もあやふやなままで、内部告発がなければ安全管理さえもごまかしたり隠したりしてます、その上、過疎地域を狙って、金をつんだりして、建設をしようとしてるのではないでしょうか。

これが将来のためになる技術なのでしょうか。いや、問題は技術ではありません。経済的な構造が変わること、これが必要なのです。与えられるものをただ鵜呑みにしてるのではなく、それぞれが倫理的な経済のために、たとえば、市民発電をバイオマス、太陽熱・光や、水力、風力、そして燃料電池などをまで含めて、協同して行っていくことが必要です。それは夢物語とかエコかぶれとか言う話ではないのです。最も現実性がある、リアリズムの話です。

(注:バイオマスとはエネルギー源として利用される生物資源のこと。さまざまな種類のものがあり、樹木、草などが使える。また、家畜の糞尿なども利用できる。薪や炭、メタノール(メチルアルコール)、エタノール(エチルアルコール)、ペレット(圧縮片)、メタン発酵、などに加工して燃料として使う。
 これらは放置しておけば、腐ってしまい、二酸化炭素に分解されるためそれを燃やして利用しても同じことになる。よって、大気中のCO2増加には影響しない。

燃料電池は、主に水素と酸素を化学反応させて電気を起こすもの。それぞれプラス・マイナス電極上でイオン化され、間を電流が流れる。合成されて水となって排出される。酸素は空気中から得られ、水素は現在の主流では、天然ガスやメタノールを加工したものを用いる。将来的には、海水などから電気分解して取り出せるようになる、また、バイオマス・食料廃棄物などからバイオガスを発生させて得ることも出来るだろう、として期待されている。これも小型のもので、各家庭においたり、あるいは車などに積めば停車中も発電して、電線に売電できるようになるともいわれている。)

 

自然エネルギー事業協同組合レクスタ
http://www.rexta.or.jp/

自然エネルギー推進市民フォーラム
http://www.jca.apc.org/repp/home.htm
[PR]

# by ganpoe | 2005-03-11 13:12 | Social or Economic