地域, 政治, 経済そして音楽・・・浅輪がんぽおのブログ

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2005年 10月 10日

Think Golobally, Act Locally!

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地域政治経済学

地域経済に関する本ってたくさんあるんですけど、「地域」を土台にした政治経済が、現在の国民国家資本主義に変わるものとしてありえる、というような大きな視点から論じてるのって、この上のものぐらいだと思います(て言うか他の本読んでないだけだけど(笑))。その前って言うと本当にプルードンとか、ある意味ではポランニーとかぐらいになってしまう。ポランニは市場経済を社会に「埋め込む」というようなことを言っていましたね。

柄谷行人さんの『トランスクリティーク』も面白いんですけど、さてそれが実際にどの程度社会を変えられるのか、というと難しいですね。アダムスミスだってマルクスだってすごい本を書いたけど、あれだって後世の人はそれぞれの社会的関係で好き勝手に読み替えてるだけだし。スミスなんてほとんどプルードンみたいなラディカルなところあるのにね。とはいえ、アダム・スミスやマルクスの仕事があって、さらに柄谷さんのような仕事もあるのだし、問題は理論と現実との関係でしょうか?いったい、どのくらいのことなら実際の社会で可能なのか?答えは現場にある??

結局、自分の関係してる地域ぐらいを良く変えていこう、というぐらいが一番いいような気がします。「何だ、自分のところさえ良ければいいのか」というかもしれないけど、Think Globally, Act Locally!ですからね。一応、世界のことを「考えて」はいると(笑)。

というか、第一に、多くの人は自分のところを良くする、という意識でしか動かないよ。(大体多くの日本人は(特に東京圏は)それさえも考えずに仕事に左右されるだけの人生だったりするし)そういう意識をうまく誘導する、というか、そういう方向で行った方がいいと思います。

第二に、それぞれの地域が変わっていくとすると、それらは他の地域との関係性で動いてるから、その関係も変わって、他の地域へも影響が進むんじゃないか。
例えば、地域で十分循環して付加価値が残るようになれば、それが得られないので空間的な差異を求めて他の地域を従属させる、というような方向にあまり動かなくなるんじゃないか、とか。例えば、日本の企業も最近は国内に工場・研究所立地するケースも増えてきているし。

第三に、自分たちはこんなに善意で犠牲を払ってるのに、なんて君たちは勝手なんだ、あるいは僕たちに文句をつけるんだ、なんていうのよりさ、楽しんでやってる方が逆に他人に迷惑をかけなくていいんじゃないかな。やっぱり自分を自由にすること、そして他者はそのための手助けであるとともに、他者も自由にしていくこと、ってことですよね。
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by ganpoe | 2005-10-10 13:02 | Books


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