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「セカイノカラクリ・セカイノシュウリ」目次:「トランス・コミック」完全版 

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突然開始された、トランスコミック完全版にむけての草稿であります。
あくまで、マンガの原作を意図して描き始められたので、文体などトランスコミックのナレーション口調になっています。

マンガがこの通りになる訳ではなくて、書く前に、いろいろ対話をしながら作ってく訳です。
あさわは全体の理論的なところをまとめてみました。

これを読めば、セカイノカラクリ、から、可能あるセカイノシュウリまで、わかりますよ。
2011年に全体を書き上げて、2013年まで細かい変更を加えつつ、、そのあとも、ちょくちょく手を加えてます。

セカイノシュウリへのキーワードは、生の地域とか、都市と農村とか、生と文化の活動とか。。。つまり、「生の魅力あふれる生活地域づくり」です。

どうして、今の「世界のカラクリ」はこうなのか?
それはどうしても変えようがないほどの「世界のカラクリ」なのではないか?
どこから「世界のシュウリ」を始めたらいいのか?
 それが問題だ。

0.導入部:世界にはどんな問題があるのだろう?なぜ起きるのだろう?

1.セカイノカラクリ
 交換 
 自然と人間の交換——人間と人間の交換 

 贈り物の交換
 強奪と再分配ー国家(起源と役割)

2.商品交換(貨幣を伴う交換)
 市場
 資本の動き、止まらない貨幣の自動運動
 命がけの交換
 命がけを避ける方法(国家と資本の癒着など)

3.金融
 貨幣を伴う交換から、貨幣自体の交換(貸し借りと利子の話)へ
 金融制度が出てくる必然性
 企業・組合 無限責任と有限責任
 株式市場 投機的傾向 「投票」としての投資

4.資本の所有形態
 株式会社と協同組合=所有による「民主的な調整」
 「協同組合」化する社会的共同体(国家)

5.「生」のための経済とは?
 破壊、危機の中から三つの交換を見つめ直す
 セカイノカラクリ「中心、周辺、その他の地域」
 交換するもの——5つの交換物
 「生の地域」—生の魅力あふれる地域ー内発的な地域と外部からの開発
 都市と農村
 リクエストメイド・社会ニーズ・そして生と文化の活動
6.セカイノシュウリ
 セカイノシュウリ

★その後、改稿版として2020年よりゆっくりと書き変えています。

主要参考文献
スピノザ「エティカ」
ホッブス「リバイアサン」
ジャン=ジャック・ルソー「社会契約論」「エミール」「人間不平等起源論」「孤独な散歩者の夢想」
カール・マルクス「資本論」「ゴータ綱領批判」「グルントリセ」「ドイツ・イデオロギー」
J.S.ミル「自由論」
クロポトキン「相互扶助論」
カール・ポランニ「The Economy as Instituted Process」「大転換」「経済の文明史」
モース「贈与論」
クロード・レヴィ=ストロース「悲しき熱帯」
ジェーン・ジェイコブス「アメリカ大都市の死と生」「都市の経済学」「市場の倫理/統治の倫理」
ベネディクト・アンダーソン「想像の共同体」
宮本憲一「社会資本論」「現代資本主義と国家」「都市経済論」「環境経済学」
中村剛治郎「基本ケースで学ぶ地域経済学」「地域政治経済学」
柄谷行人「世界史の構造」「トランスクリティーク」「遊動論」
高木仁三郎「いま自然をどうみるか」
小栗崇資ほか「資本主義はどこまできたかー脱資本主義性と国際公共性」
E.F.シューマッハー「スモール イズ ビューティフル 人間中心の経済学」
ジャレド・ダイヤモンド「銃・病原菌・鉄」
ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」
スコット「反穀物の人類史」
ほか多数

なにより、トランスコミックへの参加者全てとの長く熱い対話に何よりも多くを負ってい
ます。ありがとう。




by ganpoe | 2011-07-07 13:54 | セカイノカラクリ セカイノシュウリ

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