人気ブログランキング | 話題のタグを見る

映画『家族を想うとき』ケン・ローチ

イギリス、アメリカ、オーストラリア、そして日本などのアングロサクソン諸国(および被支配国)は、
税金負担率が低く、しかし、税負担感が強く、公的サービスへの不平等感が強く、自己責任論が強く、そして、所得格差が激しいことで共通している。

このイギリスの映画でも、生活保護なんて受けられるか❗️人間の尊厳に関わる❗️ なんて言葉が出てくる。

欧州、特に北欧は、代わりに税負担が高いが、教育や医療福祉など、健康で文化的な最低限の生活のために必要なものはほぼ無料、で、重要なのが"誰でも"無料。
誰でも無料だから、あるいは誰にでも一定の生活保護があるから、不公平感や恥だ、とかの感覚がない。

このイギリスの映画を見て、日本を思い起こさせるところが幾つもある。
社会としてどちらに向かいたいのか、考えさせられる。



by ganpoe | 2020-04-14 09:25 | Movies

http://www.myspace.com/ganpoe


by ganpoe