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ヴァンクーヴァー旅行・クリスマス新年

クリスマスから新年にかけて、10日間ぐらいかけて、カナダは西海岸のヴァンクーヴァーに旅行に行ってきました。

海外に行くと、なんかいつもそうだけど、すごーく開放感があって自由で何でもできる!という感じに元気になる。

日本に戻ってきたら、なんとなく堅苦しくて・・・行儀にうるさいからかな?

えっと、行ってきた目的は、世界で一番住み良い町、ということで、良く1番に選ばれている町だからです。

個人的には、音楽・芝居関係を見てきたかった。それから経済の発展と自然や建築環境との調和、見たいな所も見たかった。

行ってみて思ったのですが、(冬は毎日のように雨が降って憂鬱。でも乾燥肌知らず!とかいうことはおいといて)第一に道がでかい。まさに、北米型の車型社会である、ということです。だからなんとなく、歩いていても殺風景な気がします。

シモキタの狭すぎる(?)町に慣れている自分には、ちょっと違和感があり、慣れるまでに数日かかりました。

数日いるとやはり人々が親しげであったり、開放感があったりして好きになりました。

後やはり自然がすごい。近代的なビルが並ぶすぐ隣に、中心街全体より大きな広大な公園(というか、森)があり、川を渡ったすぐ向こうには、緑茂る大山脈が並んでいる。

と思ったら、町の周りには砂浜がぐるっと囲んでいて、なんと季節によっては、同じ日に、スキーと海水浴ができるという。

カナダ第1の、北米でも第3位の大港湾施設があるのだが、この砂浜の多さは何なのか!とおもってしまう。全国どこまで行ってもテトラポットに囲まれている貧困なる日本の海岸とはえらい違いだ。

まあ、ヴァンクーヴァーといえば、かのグリーンピースの発祥の地。環境問題に関しては先進的だ。

例えば、いいのかどうか分からない気もするけど、レストランとかに入ると暖房があんまり効いてない。設定温度を下げるようにみんな努力しているそうだ。寝不足の私は寒気がしてしょうがなかったんですけど、周りの人はTシャツでいたりする。

後、マリファナ政党というのが市会議員の10%ぐらいを占める(笑)というそうで、ジャンキーの皆様がたくさん、町をうろついている。これは自由だ!と思いながらもちょっとまずいんじゃないの、とも思ったりして・・・

音楽は、というと、クリスマスシーズンということで、ほとんどが閉まっていた・・・!バカみたい。でも、5回ほどのコンサートに行った。アクースティックの弾き語りを中心に。

欧米の街にはよくあるのですが、シンガーソングライターのアソシエーション見たいのがあって、それが主催で、数人の歌い手をステージに並べて、一曲ずつ順番に弾き語っていく、というライブがあった。とりあえず曲の良し悪しは置いといて、みんな歌が上手い!

曲はいいが(?)歌があまり上手くない私はちょっとうらやましかったりして。

そういうライブの一つはペントハウスクラブとか言う、なんと普段はストリップショーをやっているところで開かれた。僕たちが曲を聞いていると、普段どおりストリップをやっているかと思って入ってきた如何にも場違いのような屈強そうな男たちが数人いた。

それでなんか「お前たちはすごい!CDないのか?」とか叫びだしたので、一人の歌手が、「もしかしてストリップやってると思って入ってきた?」とか聞き出したら、「もちろんそうだ(大笑い)でも、ストリップなんかよりお前たちの方がぜんぜんいい!」「ありがとうございます。でも僕でよかったら、脱ぎますけど・・・」とか言う会話になって笑った。

そんなわけで色々あったけど、書ききれないので、この辺にします。

結論を言うといい町なのだけど、例えば、シモキタのような、NYで言えばビレッジのような、狭い道がくねくねと曲がりあって迷路となっているような、そんな雑多な区画が欲しかった。

ヴァンクーヴァーからは、ブライアン・アダムスを除いてたいしたミュージシャンが出てこない(というのはうそだけど)のも、そういうミュージシャンを生み出すような町になっていないからではないか、なんて極端なことを思ったり・・・乱雑な町で、いろんな要素が絡み合い、影響しあって、新しい文化が開かれていく。
by ganpoe | 2008-01-06 11:59 | Social or Economic

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