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和気優とストーンズ

ソウルフラワーユニオンのライブの次の日,下北沢でTibet Tibetと言う店を経営している,ミュージシャンの和気優さんのテレビドキュメンタリーを見て,不覚にも涙を流してしまった。

和気さんとは,今年の雑居祭りで同じ舞台に立った。
圧倒的な存在感だった。

11月にテレビ東京で放映されたドキュメンタリー。

夏の間,2ヶ月ほどかけて,全国をバイクに乗って,ギターを背負って廻る和気さん。
昼間には,自ら電話をして,少年院とか,擁護センターなどを廻り,道を誤りつつある少年・少女たちに全力であたって,歌を伝えようとする。
心を開こうとしようとしない子供たちも多いが,歌の力と人柄の存在感と(それと多分,あの髪を触りたくて(笑)、子供たちは群がりだし,ギターを手に取る子もいる。

うたは誰のものか?

それは誰にも所有されないものだ。
心を埋め尽くして,そして次の人たちに渡っていく・・・

ところで、Tibet Tibetの店の前からバイクツアーで旅立とうと言う和気さんを万歳して送り出す人の中に,下北の飲み屋でよく会う「博士」がいた。この人っていったい???

その後、新宿まで出て行ってローリングストーンズの映画を見た。

とにかく、ミックがよく動くこと。キースがよく笑うこと。

スタジオ録音はあまり聞かないが,このライブの音はすばらしい。

シダさんがミュージックマガジンでも指摘していたが,アップになった人が鳴らしている音が「これだよ」と分かるようにしているのも,配慮が聞いていると思う。画面で移っている人の「声」が聞こえるかのようだ。(実際のライブでは,エレキを使っているので,実際に近づいたからと言って音は大きくならない。アンプからPAが調節した音が聞こえ続けているだけ。)

もっと最近の曲もやってほしかったが,これはこれで楽しめた。

というわけで,土曜日のシモキタまち歩き,ソウルフラワーライブ共々,とても音楽的に,人間的に充実した週末でした。
by ganpoe | 2009-01-16 11:56 | Music

http://www.myspace.com/ganpoe


by ganpoe